興信所と探偵事務所の依頼の違いは?
夫の浮気を疑った私は、調査の依頼を考えてインターネットで『浮気 調査』『浮気 相談』などのキーワードで情報を集めました。
そこに表示された依頼先は「▲▲興信所」「●●●探偵事務所」といったものです。そこで疑問に思ったのが
この「興信所」「探偵事務所」に違いはあるのか?
呼び名が違うだけで同じ調査内容なのか?
どちらの名称を選べば良いのだろう?
深刻である大切な相談だからこそ失敗したくありませんし、後悔のないように慎重に選びたいのです。ですから、全てに納得した上で依頼したいと思う気持ちは私も同じです。
誰もが時間をかけて「興信所」「探偵事務所」の違いを調べられる訳ではありません。そこで時間の短縮になればと、私なりに違いをまとめてみました。
★興信所とは
依頼主は企業が多く、『信用調査』を主とするもの。
取引先の所在確認や行動などの信用調査・雇用調査・市場調査などを行う。(個人を相手にした、結婚相手の信用調査なども行っている)
調査員は身分を情報提供者に明かした上で、調査活動を進める。調査対象者に関する電話での聞き取りや、直接対面しての聞き取りなど手法をとっている。
★探偵とは
依頼主は一個人が多く、『行動調査』を主とするもの。
浮気調査・ストーカー・盗聴器発見・人探しなどを行う。
調査員は調査活動の際に身分を明かすことはなく、尾行・張り込み・聞き込みなど対象者の行動を監視し、時間と手間を掛けて徹底的に調べあげる。
★まとめ
昔は上記のように、それぞれ業務の違いがはっきりでており区別ができていたようですが、最近では「興信所」「探偵事務所」との違いはあいまいになってきています。
「興信所」でも今まで培ってきた企業関係のネットワークや信用調査のノウハウを生かして、浮気調査などの業務を専門として始めているところもあります。
業務内容において全ての分野を「興信所」「探偵事務所」それぞれがほぼ網羅していますので、名前による違いはなくなってきているのです。
ですので、「興信所」も「探偵事務所」同じものと言って差支えないようです。
調査会社によって様々な特徴があり、得意分野や強みの部分、調査能力やサービスの質が違います。大切なのは、自分の目でしっかり見極めて選ぶことですね。
管理者の考えは
調べ始める前は「興信所」の方が企業相手なので、きちんとした対応や報告をしてくれるだろうし、安心して依頼ができるのではないかと思っていました。
(私も若い頃のお見合い相手が依頼した興信所に、家族の仕事内容から地域の評判、務めていた会社の評価まで知らぬ間に調査されていたことがあり、驚きました。興信所の調査力はスゴイ!と感じていたのです)
現在では大きな業務の区別はなく、どちらも変わらないという状況になってきているようですが、元々の業務の内容や特徴を知る中で考えは変わっていきました。
同じといっても、調査対象(夫や浮気相手)にバレないように調査する技術やノウハウ、場数を踏んでいる経験値を考えて『探偵事務所』の方が能力は高いイメージです。